ドローンとは

ドローン(Drone)は、遠隔操作または自律飛行によって制御される無人航空機(UAV: Unmanned Aerial Vehicle)のことです。ドローンは商業、軍事、娯楽、農業、撮影など、さまざまな分野で利用されています。またドローンとは飛行する時の音が蜂のような音をする事から、オスのミツバチ(ドローン)と呼ばれています。

ドローンの利用分野は多岐に渡ります

  1. 1.商業:
    • 配送: Amazonなどの企業が、商品を迅速に配達するためにドローンを使用しています。すでに海外中国など、都市部ではドローンでの配送が始まっています。

  1. インフラ点検: 橋や電線の点検にドローンが利用されています。人がアクセスしにくい場所でも簡単に点検でき、かつ安全に実施できるのは魅力です。

  1. 軍事:偵察: 敵の動向を監視するために使用されます。また、武器としてあまり使って欲しくない方法でも使用されています。

  1. 娯楽:撮影: 高品質な空撮が可能で、映画やテレビ番組、YouTube動画などで利用されています。ドローンの映像を使用する事で映像の表現も広がり、かっこいい映像をつくる事ができます。

  1. 農業:散布: 農薬や肥料を効率的に散布するために使用されます。今後の高齢化社会でのドローンの農薬散布は必要不可欠ですね。

  1. 救助活動:捜索救助: 山岳地帯や災害現場での捜索活動を支援します。川で流された人や、災害現場でも赤外線センサーを使用した撮影では、サーモグラフによる温度表示で発見も早くなります。

  1. レース: ドローンレースはスピードと操縦技術を競うスポーツとして人気があります。優勝賞金はドバイでは総額1億円を超える賞金のレースが開催されました。

  1. 監視: 作物の成長状況を監視するために利用されたり、セキュリティーとしての利用も可能です。

  1. 物資輸送: 災害時の救援物資を迅速に届けるために使用する事もできます。

ドローンの技術

ドローンの技術は急速に進化しています。下記のような機能が備わっています。

  • 自律飛行: GPSや人工知能を用いて、自動的に目的地まで飛行することができます。そして万が一機体をロストしても、元の位置に自動帰還するRTH(リターントゥホーム)などの安全機能が備わっています。

  • 衝突回避: センサーを用いて障害物を検知し、衝突を避ける技術があります。迫力のある攻めた映像を撮影する時とかは、センサーを一時的にオフにする事も可能です。

  • 高解像度カメラ: 高品質な写真やビデオを撮影するためのカメラが搭載されています。最低でも4K60fpsのカメラを搭載している機体が多いので映像はとても綺麗です。

  • 長時間飛行: バッテリー技術の進歩により、長時間の飛行が可能になっています。通常のコンシューマー機(撮影機)では、機体にもよりますが、だいたい30分~40分は飛行可能です

ドローンを選ぶ際のポイント

1. 使用目的

  • まず第一に目的が大事です。
  • ①撮影: 高画質カメラ、ジンバル(安定化装置)、長い飛行時間が重要です。
  • 業務用としての赤外線センサーを使うような機体もここに分類されます。

例:

気軽に手軽に高画質な撮影→DJI mini4pro

プロ仕様の+アルファの高性能タイプ→DJI Mavic3pro

業務利用もできる万能タイプ→DJI Air3

といった感じでしょうか?

費用的にも機体と予備バッテリーのセットで約15万円~となってます

等スクールでも代理店をしていますので、ご興味ある方はまずはお問合せください!

  • ②レース: 高速飛行性能、俊敏な操作性、低遅延のFPV(First Person View)システムが求められます。
  • DJI FPVやDJI AVATA2などの機体は、通常は無線の国家資格が必要なFPV飛行でも、無線の免許必要なく飛行できるも最大のメリットです。

  • ③農業: 農薬散布用タンク、大きな積載容量、広範囲の飛行能力が必要です。

2. 予算

ドローンの価格帯は非常に幅広く、数千円重量100g以下のトイドローンから~数十万円以上のプロフェッショナル向け機まであります。予算に応じて、必要な機能がどこまでカバーできるかを検討していきましょう。

当スクールでもお客様にあったドローンをご紹介する事ができます。よかったら何でも聞いてくださいね!

3. カメラ性能

  • 解像度: 4Kや8K動画撮影が可能なカメラを搭載したドローンは、プロフェッショナルな映像制作に適しています。実際の撮影では4kで撮影する事が多くデータ容量も必然的に多くなりますが、とても美しい空の映像を撮影できます。

4. 飛行時間

バッテリーの持続時間は、ドローンの飛行時間に直結します。一般的に、通常の撮影機なら30程度の飛行時間が主流ですが、予備のバッテリーは常に常備しておきましょう。

5. 飛行範囲DJIでは機体+バッテリーのセットのfly more combo

DJIの機体を購入する方は必ずと言っていいほど、このセットを購入します。通常はバッテリーは1つしかついておらず、1つではせっかくの撮影も満足のいく撮影ができない可能性もあります。購入の際はセットで購入する事を強くおすすめします。

6. 操作性

  • コントローラー: 操作のしやすさや、スマートフォンと連携できるかどうかもチェックします。
  • 自動飛行機能: GPS機能や自動追尾機能、帰還機能(RTH: Return To Home)が搭載されている機体が安全です。
  • 実際の現場ではいきなり電波がなくなりリターントゥーホームというのも少なくない話ではありません。

7. 安全機能

  • 障害物検知・回避: センサーによる障害物検知と自動回避機能は、初心者や複雑な環境での飛行において重要です。
  • ドローンのプロペラは非常に危険です。安全機能はもちろん、プロペラガードも装備して飛行するのが安全といえます。
  • フェイルセーフ: バッテリー残量が少なくなった時や通信が途絶えた時に自動で帰還するRTH機能があると安心です。

8. 法規制と認証

購入する前に、ドローンの飛行に関する法規制や登録が必要かどうかを確認しましょう。重量100g以上のドローンは登録や認証が必要です。必ず国交省に機体登録の申請をしましょう。

当スクールでもは申請のサポートも機体料金に含ませているので、気軽にご相談ください!

ドローン購入手続きの流れ

100g以上の機体を購入したら、国交省に機体登録の申請

賠償責任保険の加入(DJIであれば初年度1年無償です。アクティベート必要)

任意で機体保険の加入(DJIであればcare fresh のアクティべート)

飛行(航空法にのっとった飛行は可能です)

特に使用する機会の多い目視外飛行をする場合は特定飛行の申請が別途必要です

その都度申請する個別申請と年間を通して申請する包括申請の2種類です

国土交通省に申請しましょう。

当スクールでは申請のサポートもしていますので気軽に相談してくださいね。

初心者でも安心して使えるドローン

飛行方法の基本

過去の記事にドローンの飛行方法の基本というブログもあがえていますので、見てみてください。↓

ドローン撮影のポイント

ドローンの撮影といえば高く飛ばしがちだと思います。それもはじめの内はとにかく高く飛ばしてみたくなりますよね。僕もそうでした。

ドローンで見た初めての上空約100mの景色は今も鮮明に覚えています。「すごい!」「楽しい!」「本当に空と飛んでる気分!」

そんな感情でした。

そんな景色にもだんだん慣れてくると、高度の高い景色というのはあまり景色に変化がありません。

なので、見てる人からすると飽きてしまいます。

逆に高度が低くて次々と景色の変わる映像は、見る人にどんどん新しい情報を与えていくので飽きにくく迫力のある映像になります。

かっこいいドローンの撮影方法はたくさんあります。

例えば、被写体を追いかける撮影、真上から真下をとる撮影、超低空飛行の撮影、バックしながら撮る撮影

たくさんあります。

また動画でUPしますのでもうしばらくおまちください。

僕のInstagramにも少しのせていますのでよかったら見てみてください!フォローいただけると嬉しいです!